春風に自転車を漕ぎだせば小さな旅になります

冷たい雨が続いて恨めしく身を細めていると、突然、梅や桃の蕾を炙るような季節外れの陽気に恵まれたりで、弥生の月の天気はなかなか定まりません。ただ、よく晴れた風のない日はどうやら家の中の日陰に縮こまっているより、外の日向にいる方がだんぜん暖かいとわかってくる月でもあります。足元の暖房を潔く切って、窓の外の明るい景色の中に出かけて行きましょう。今日はひと月も先走りの陽気だったので、少し遠くの図書館を選んで自転車を漕いで行きました。陽射しは強く、雨上がりの世界の何もかもがこざっぱりとして眩しくて、サングラスが欲しいくらいでした。心地よいスピードで思うさま住宅地の角を曲がれば、いきなりの陽気に驚いて庭の梅が匂いたち、畑の脇ではトラクターに掘り起こされたばかりの黒土が懐かしく匂いました。少し遠い所まで自転車を漕いでいくだけでも私には小さな旅。そよ風のなか自然の匂いを全身で浴びるうれしい旅になりました。
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by zuzumiya | 2010-03-07 00:25 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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